だしは料理仕上がりを左右する重要ポイント

料理の味を大きく左右するのがだしです。少々手間がかかりますが、しっかりと手順を踏んでとったものは味わい深く本当に美味しいです。和風のものだと、昆布や鰹・煮干しなどを使います。また洋風のものになると玉ねぎやセロリなどの野菜と牛や鳥などの肉類、ブーケガルニと呼ばれる匂い消しの役割をする香草類を使います。いずれも、料理のベースとなり、とても重要な役割を果たします。最近では、とても便利な商品も多数発売されており、手軽にだしを取ることが可能です。厳選された素材が一回分ずつ個包装にパックしてあって、水にそのパックを入れて煮出すだけのタイプのものは常備しておくと何かと役に立ちます。自宅で簡単に料亭風の味を再現出来るのが嬉しいです。当然科学調味料や添加物は含まれないので、離乳食や、幼児の食事にも安心して活用出来ます。

日本料理などにおけるだしの役割

だしは、漢字で書くと出し汁となり、日本料理の味のもととなります。代表的なものは、カツオ節とコンブですが、そのほかにも椎茸や野菜、魚や煮干しなど色々なものから取れます。料理には、甘い、酸っぱい、苦いといった味覚のほかに、こういったものから抽出した旨み成分を加えることで、味にコクが出ます。だしは、日本料理だけではなく、他の食文化にも存在しますが、煮込む工程では、料理の仕上がりに重要な役割を果たすことは、フランス料理や中華料理でも同様です。フランス料理では、牛や鶏、魚などを煮込んで成分を抽出するほか、野菜を煮込むと肉や魚の臭みを消します。フランス料理では、ブイヨンとフォンがあり、ブイヨンはポタージュやコンソメに、フォンはソースや煮込み料理に使われます。中華料理では、油を使った濃い料理に合うよう、肉の臭みを消すために野菜や香辛料を加えた味の濃いだしが使われ、タンと呼ばれています。

意外と簡単。おいしいだしのとり方

和食の基本は何と言っても、お料理に深みやうまみを与える「だし」です。しかしながら、本格的なだしをとるのは何となく手間がかかりそうなイメージがあって、市販の調味料で済ませてしまう人も多いようです。でも、実はだしをとるのは意外と簡単です。昆布10gを5カップの水に30分ほどつけてから中火にかけて、沸騰する直前に昆布を取り出します。沸騰したら火を止めて、火からおろしたら削り節を20g入れて2分置き、ペーパータオルなどでこしたら、約4カップ分の出来上がりです。必要な分だけ使って残りは冷蔵庫で保存しておけば、いろんな料理に使うことが出来ます。自分で作ったものですから、原材料もわかって安心ですし、何より素材の味を存分に感じられるはずです。少しの手間でお料理の格が上がるのは間違いなし。ぜひ一度お試しください。